すばらしい水の話
一日に約2.5リットルもの水分を必要としている私たちの体の中では、
一体どのように水が使われているのだろうか?
大雑把に分けると細胞の中、細胞の組織間、血液などに分けられる。
具体的には
◇循環:血液、リンパ液、その他
◇活性化、新陳代謝:細胞、体液、その他
◇消化、吸収:胃、腸、その他
◇潤滑、保護:皮膚、粘膜、その他
その他、体温調整、血圧調整したり、まだまだたくさんの働きがある。
体の中では水分を媒体としているので、水分無しでは、何も活動できない。
含まれる水分の高い器官は ( 水分含有量は大体の数字)
◎ 血液 = 約 83 %
◎ 腎臓 = 約 83 %
◎ 心臓 = 約 79 %
◎ 肺 = 約 79 %
◎ 筋肉 = 約 76 %
◎ 脳 = 約 75 %
◎ 腸菅 = 約 75 %
◎ 皮膚 = 約 72 %
◎ 肝臓 = 約 68 %
◎ 骨 = 約 22 %
◎ 脂肪 = 約 10 %
すごい水分含有率だ。
肺などは、空気を沢山含んでいるイメージがあるが、酸素を体内に取り入れるために、
水分を多く含んだ器官となっている。
僕たちが身近で実感する水分の足りない状態は・・・
『手荒れ』ではないだろうか。
素手で洗いものを頻繁にしたり、清潔を保つためにこまめに洗ったり、一生懸命働くことで手を使って、
ふと見るとカサついたり、荒れてつらくなったりする。
これは、皮膚は皮脂によって水分の蒸発などを防いでもらっているのだが、酷使することで皮脂が
取られてしまって、水分が蒸発してしまい、水分バランスが崩れてしまったのが原因だ。
症状が軽いものであれば、市販されているクリームなどをこまめに付けて、保護してあげよう。
酷い場合は、お医者さんに見てもらい、適切な処置をしてもらわないと辛い。
その他
『ドライアイ』
涙(水分)が不足して、眼が痛くなったり、疲れたり、充血したりする。
『肌荒れ』
栄養、水分パランスが崩れたり、外部刺激によって肌の潤いが
不足する。
体の栄養バランス、水分バランスが崩れると、いろいろな症状が出てくるが、それに加えて生活環境で、
エアコンのかかっている中にいれば、湿度が少なくなり乾燥の中耐えねばならない。環境要因も、
体の水分が失われてしまう要因の一つ。
最終更新日:2023/2/27